2012/11/12

鎌倉ハイカーズミーティングを終えて

写真 山と道 夏目さん

改めて先週末の「鎌倉ハイカーズミーティング」は大盛況で楽しかったなと思い出しています。

ご来場頂いたお客様は
今回のイベントを通じてなんかしらの新しい挑戦をしてみたいという方が多く
アルコールストーブ、タープ泊を体験してみたいなどなど
ULハイクの要素を自身のスタイルにどのくらい取り入れて行きたいか
お話ししていてとても楽しかったです。


今回のイベントは「ULハイクのABC」という題名がつけられていたわけですが
元々ULハイクの基本を学んでみようという場はもっとあってもよいのでは?
という山と道の夏目さんからの発案がきっかけでした。

確かに自分がこのカルチャーに出会った頃を思い出すと
今よりもULハイクに関するブログの更新が頻繁で
終止ドキドキ、ワクワクさせられていたことを思い出します。
おおよそ5~6年くらい前でしょうか。

しかし現在、アメリカやヨーロッパのハイカーから
日本のブロガーはどうした??と言われるように
最近はぱったりとプログの更新がされなくなっている傾向があります。


今回イベントで講師として出演された
寺澤さんと飲みの席でいつも話すのですが
あの頃はただコメント欄で他のハイカーとコミュニケーションが取れただけで面白かった、と仰る。
今それはFACEBOOKやtwitterで事足りてしまうから満足してしまうんだよね、と。

確かに私が今FACEBOOKなどで繋がっている人たちのなかでは
今でも日々新しいULハイクについて面白い会話が飛び交っている。
目から鱗のTIPS、未開のルートの話、MYOG、ULハイクとファストパッキングの違いなどなど。
もっと単純に日本の山を登る手段としてのULカルチャーが進化していっているのを感じています。
そう、この文化はまさに今コアなULハイカー達の意見交換の中で面白い発展をしている最中なのです。


しかしそれは閉じられている中で行われている情報交換であって
皆に開かれた状況ではないのはもったいないことだなというのが今回のイベントの真意。
もう一度丁寧にULハイクに興味がある人に対して情報を発信して行くべきだ
という意図があったのです。

そして今回のイベントを通じて来場者の方の感想を聞くと.....

もっとこのような開かれたイベントが望まれている事
アーガイヴとして残るブログの存在はありがたいこと
結果
改めて私自身も出来る限りこの素晴らしいカルチャーを率先して紹介していくべきと強く思った次第です。


取り急ぎ
イベント当日の講演内容はただ今山と道のブログで公開中。

寺澤さんの固形燃料一粒16gでお米を炊く方法とか… 栄養価の高いお米の話。
BBさんのビビィサックの使い方や独自の検証結果など
目から鱗の情報が満載で改めて勉強になる事柄もいっぱい。必見です。


今後自分がここに書いていく事柄にどれだけの人が共感してくれるか解りませんが
またちょっとづつ発信していこうと強く思ったイベントでした。

Chiyo

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